【Hレベル】将来のOPおよび重賞候補がズラリと顔をそろえたが、ピュアジャッジの才能一番と判断。長期休養を余儀なくされたが、復帰初戦の1勝クラス・阪神9Fダートを1分50秒6(不良)で楽勝。前走は良馬場で1分52秒2、後続には0秒9差。現級で即勝ち負け可能な精度の高い一戦だった。中央場所の9Fとローカル1700ダート適性は微妙に異なるものの、戦法は逃げ。スタートに注意すれば後手に回るケースは避けられる。

　強敵は3歳馬ジレトール。7Fダートで1分23秒台を連発、1700ダート向きのスピードと瞬発力の両方を兼ね備えている。アラジンバローズは前走1分42秒7で快勝し、こちらは番手でも競馬ができる。同型が多数いるがレガーメペスカも能力は高い。乱戦になればクリノホノオの強襲劇。連れてダッチマン、ベルゼールなど、ハンデ戦だけに連下の構えは手広く。

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【相手探し】初の距離となるが、折り合いの付きやすいタイプで心配はない6ジレトール。ここまでのパフォーマンスは派手でここも勝ち方に注目。5アラジンバローズは時計が出やすい馬場だったにしても、前走は好タイム。16ワンダーイチョウは末脚威力有。

【連勝期待】まだまだ上を目指せる器である、06ジレトールを本命に推す。前走が完勝といえる内容だったことから、昇級のここでも能力はひけを取らないはず。立て直されての一戦となるが、稽古ではいい動きをみせている。相手は、10ピュアジャッジと14フィロロッソの2頭を上位に評価。◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負したい。

【小波乱】フィロロッソは長くいい脚を使える。脚質に幅があるスギノマジェスティ。ワンダーイチョウは力をつけている。

3勝クラスのダート1700m戦。ハンデ戦。出走中唯一の3歳で、90台出し続けているのは▲ジレトール。ただ一気の距離延長でどうなるのか。やはり前走同距離コースでは重馬場ながら103出した◎アラジンバローズは面白いはず。相手に○レガーメペスカ。一発に☆ピュアジャッジ、△ワンダーイチョウなど。

夏場を迎えて成長力が見込める5アラジンバローズを推す。56キロは魅力で能力でカバーできる。対抗は6ジレトールで距離延長がカギだが素質は高い。