今週行われたセレクションセールではモーリス産駒が大人気だったが、時代を先取りしていたのが◎エスコバル(2019年セレクションセール取引馬)。母スマッシュハートは配合相手の良さを引き出す繁殖牝馬で、父ダンカークのストロングラインはダート、父エピファネイアのタイセイシリウスは長距離とそれぞれ父の持ち味が出ている。モーリス産駒であるエスコバルはキレ味だけに依存しない差し馬という印象で、これも種牡馬のイメージに合うし、札幌の馬場は向いている。

　また、ローカルで後ろになりすぎるとリスクがあるときはある程度位置を取りにいける自在性もある。長期休養明けだった22年7月のレースでも好走した札幌芝2000mなので、今回は昇級でも期待したい。今回好走できなくても、準オープンでは通用する馬だし、場合によってはオープンでもという器だ。

　ただ馬券の買い方は、差し遅れで勝ち切れないパターンも意識したい。相手を5頭取り、3連単2着付けのほうを厚くする。

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【難解】馬体の回復があって前走久しぶりの好走した10モリノカンナチャン。得意の札幌と、1戦1勝の池添騎手になれば前進あるのみ。6エリオトローピオ血統的にも洋芝向き。12サンストックトンは前走の内容から、引き続きチャンス大。

叩いた効果は大きい1ミスフィガロを推す。洋芝適性は高く持ち味の末脚が発揮できればチャンス。次位は7エスコバルで仕上がりは良好で互角。▲は12サンストックトンで叩いた効果は大きくチャンス。