【OP奪取に着々】関東圏のリステッドレースなら、ロングランがグイともうひと伸び。三木特別から芝路線へ再転向。去勢などいろんな相乗効果もあったか。1分46秒4という好タイムで2勝クラスを突破。道悪はオニ、昇級のレインボーSは呑み込むようにして外一気を決めた。二走前のディセンバーSはOP緒戦ということもあったのだろう。

　馬体も緩く少し外差しにこだわりすぎたが、小倉大賞典は道悪なら内を突いてもいけると判断。しかしレース結果は外差し。小さな裏目が続いているが、着々と上昇気配は示しており、美浦に戻り調教過程も見直し。

　福島10Fは不安より期待のほうが大きい。強敵はバジオウ。プリンシパルSの闊達さと闘志は、今も脳裏に鮮明。良化に時間はかかったが、小倉大賞典は張り合って3着。

　小倉と福島コースは連動する、単勝も十分。穴はセオリー通りテーオーシリウスの逃げ。美浦Sのレース運びは颯爽。わかっていても捕まえられない、逃げ馬らしい逃げ馬に育っていくのかもしれない。

　右回りがデリケートだが、カレンルシェルブルの実力。展開に左右されるが、サトノエルドールはデキは悪くない。フォワードアゲン、プレシャスブルーの大駆け注。

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負！

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

【上位拮抗】タフな馬場になればなるほど持ち味を発揮する8バジオウ。3歳時はクラシックにも駒を進めた逸材で、本格化した今なら突き進むのみ。9ロングランは◎とも前走僅差。相変わらず体調は良好。5プリマヴィスタはポン駆けするタイプ。

リステッドの芝2000m戦。ハンデ戦。上下差7キロとかなり幅がある。なのに平均値はほぼ全頭が90台上。しかも前走値も100前後と変わらない。人気がどうなるかだが、波乱目も十分にある構成となった。狙うならば単騎逃げできそうな◎テーオーシリウスか。相手に○バジオウと▲カレンルシェルブル。一発☆ロングラン。

休養効果で中身が充実してきた7カレンルシェルブルを推す。展開に注文はつくが能力でカバーできる。次位は8バジオウで小回りは歓迎で先行策からチャンス。▲は9ロングランで調子は上向きで55キロは魅力。