※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
夏の新潟競馬の開幕を告げる名物重賞。例年は
函館スプリントSや
CBC賞からの転戦も見られるが、今年に関しては、登録時点で前走重賞の馬が2頭だけ。その2頭もいずれもが長期休養明けということで、例年とは異なる様相となった。
1.非サンデー系に注目
2013年以降に行われた新潟芝直線1000mのオープン27レースのうち、父が
サンデーサイレンス系の馬の勝利は1例のみ。このレースに関しても、過去10回で
父サンデーサイレンス系は36頭出走してきたが、3着以内に入ったのは4頭だけ。
2.高齢馬は苦戦
過去10回で、3歳馬は複勝率40.0%、4歳馬は複勝率21.7%、5歳馬は複勝率29.8%なのに対し、6歳馬は複勝率7.9%、7歳以上は9.5%。昨年は7歳の
ビリーバーが勝ったが、全体的に見ると若い馬が優勢。
3.パワーと馬格が求められる
器用さがあまり必要ないコース形態ということもあり、パワーと馬格に秀でた馬がアドバンテージを持つ。過去10回で459kg以下だった馬は2頭しか3着以内に好走しておらず、勝ち馬延べ10頭中6頭は480kg以上だった。
ヴァガボンドはデビュー14戦全てダートだが、先行脚質や馬体からして芝直線ならこなしてきてもおかしくなさそうな馬。今年はメンバー的にも抜けている馬がおらず、外枠さえ引ければチャンスはありそう。
プルパレイは去勢明け4戦目でそろそろ激走があってもおかしくない。血統背景からも今回のコース替わりは魅力。
オールアットワンスはコース巧者。1年ぶりでもある程度は走れそうだが、勝負圏に入れるかは仕上がり次第だろう。
ジャングロはいかにも条件が合いそうで、休み明けでも圧勝まであっておかしくないと見るが、人気妙味は薄い。以下、コース実績豊富な
トキメキ、前走スムーズさを欠いた競馬で参考外の
スワーヴシャルル、一変ある
ヤマトコウセイ。