【上位拮抗】ウィルソンテソーロはダートに移って3連勝でいずれも強いレースぶり。初コースも力強さも増しており昇級も勝ち負けを期待。オンザラインは現級上位証明済みで休み明けを叩かれた効果も見込め今回も好勝負。ダノンブレットも状態良く展開次第で浮上十分。ベストリーガードもマイペースならここでも。トラモントも脚力見劣らず、タヒチアンダンスやスズカデレヤなどにも注意が必要。

【上昇一途】ウィルソンテソーロの資質断然。ダート転向は三走前、新潟9F・1分51秒8(2着に1秒8差)には、びっくり仰天。続戦の東京マイルは稍重で1分36秒5。鼻歌交じりで2着に0秒8差の快勝を果たしたが、前走は良馬場で1分36秒6。走りの質と力強さが確実に向上している。課題はコーナー4つの右回りだけ。

　対抗はオンザラインの変わり身。久々の北総Sは最後ひと押しが効かなかったが、小柄ながらもひと絞り。冬場の乾燥ダートにも良績がある。一角崩しがあればベストリーガード。前回のチバテレ杯は一気に9Fに延長。他馬のマークも薄く1000mを63秒5のスローに落とせたのはラッキーだった。ただ上りは12秒3-12秒4-12秒9(3Fは37秒6)と余力十分、1分53秒2も現級クラスだった。

　トラモントは馬場差はあるが市川Sは1分51秒6で3着。4歳馬タヒチアンダンスのポテンシャル。タイセイスラッガーのコース実績、ダノンブレットも小差。

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【上位拮抗】4オンザラインは相手なりに動けるタイプで、今回も大きく崩れることはなさそう。11ベストリーガードは昇級初戦でも再度の単騎逃げが見込めるとみて対抗に据える。3トラモントは堅実に差を詰めるタイプで、ここでも仕掛けひとつで勝機あり。2タヒチアンダンスは前走ひと息でも好位差しの形が取れれば善戦以上が可能だろう。9ウィルソンテソーロはコース替わりでどうかだが、3連勝中の勢いを評価して連下にマーク。

【小波乱】ウィルソンテソーロは勢い上々。タイセイスラッガーはスムーズなレースで前進。ベストリーガードは先行力十分。

3勝クラスのダート1800m戦。同距離コース戦は本日5レース目となる。平均値では90台だが近走100台出ている馬も数頭いる。なかでも面白そうなのは☆トラモント。しかし前走からの4キロアップはどうなのか。▲ウィルソンテソーロも右回りで半信半疑。狙うなら◎タヒチアンダンス。相手に○オンザライン。ほかに△ダノンブレット、△ベストリーガードなども良い。

3連勝と充実一途の9ウィルソンテソーロが主力。ダート適性は高く昇級初戦でもチャンスは十分。○は4オンザラインで自在な脚があり巻き返しは可能。