【贅肉をそぎ落とす】
マイネルモーントの走りに無駄が少なくなってきた。起点となる2歳暮れの中山10Fの内容とタイムも滋味深かったが、6月の東京9Fは1000m通過は58秒6-マイル通過は1分33秒8。スタートの1F以外は、すべて11秒台というよどみのない流れの上に立ち1分45秒5で完勝。
ゴールドシップ産駒にしてはテンの反応がよすぎ、追い込み型ではなく掛かり気味の先行馬となったが、
ラジオNIKKEI賞は
テンションマックス、道中折り合いを欠き制御不能に陥ってしまった。しかし調整法を再考、
月岡温泉特別は2番手からソツのない競馬ができた。当日落ち着いていれば現級突破は目の前。開催場所は異なるが、
トーホウガレオンは2歳11月・阪神9Fを1分47秒9で駈け、前走の新潟戦は1分45秒4。昇級にも1F延長でも期待できる好内容だった。単穴は
ウィズグレイス。東京10Fを圧巻のタイムで勝った時は、
オークス馬かと思ったほど。摩耗と回復を繰り返しつつ、本来目指すべき身体造りに接近中。モツれた展開になれば
ディープレイヤーの差し込み。スンナリ単騎なら
クレバーテーストか
ウインシュクラン。
シテフローラルも連下なら。