※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
今年で節目の70回目を迎える伝統の古馬中距離重賞。ハンデ戦ということもあってGIIにしては
チャレンジャーの活躍も目立ち、2020・21年の
モズベッロ、
ショウリュウイクゾなど格上挑戦で勝利する馬も出ている。
1.フレッシュな馬
過去10回で明け4歳馬が8勝。全体で見ても[8-3-0-18]で連対率37.9%と優秀だ。また4歳馬ではなかった勝ち馬の中でも、18年の
パフォーマプロミス、21年の
ショウリュウイクゾは重賞初挑戦での勝利だった。既に重賞でキャリアを積んでいるベテランより、若い馬やキャリアの少ないフレッシュな馬が活躍する。
2.重いハンデは苦戦傾向
過去10回で57kg以上のハンデを背負った馬は[0-1-1-14]で複勝率12.5%と目立たない。斤量面で恵まれる格下馬が幅を利かせるケースが多く、逆に、重いハンデを背負う実績馬は苦戦傾向にある。
3.距離延長組はやや不振
コースが
リニューアルされて以降に行われた中京芝2200mの古馬混合戦の成績を前走距離別で見てみると、距離短縮組は複勝率25.7%、前走も2200m組は複勝率29.6%なのに対し、距離延長組は複勝率19.4%。
明け4歳馬
ヤマニンゼストに期待したい。中京では未勝利を勝ち、
神戸新聞杯で2着と相性の良い舞台。前走の
菊花賞は6着だったが、条件が好転するここで巻き返し必至だろう。
ヴェルトライゼンデは今回のメンバーに入れば実績断然。左回りではビッグレースでも崩れておらず、トラブルがなければ上位には食い込んできそうだ。
プラダリアはここで流れを取り戻したいところ。調教の動きは上々で、冬場に調子を上げるタイプなのかもしれない。
ロバートソンキーは鉄砲駆けするタイプだが、2000mは現状やや短いだろう。展開が向けばといったところ。以下、勝ち味に遅いが安定感がある
ヴェローナシチー、
中日新聞杯は1着と0秒2差で着順程負けていない
イクスプロージョン、左回りで見直せる
サンレイポケット。