【伏兵多し】ゼットリアンの勝機。3歳2月、世代ダートの出世レースのひとつヒヤシンスSを2着し、二走前の鳳雛Sは9Fでも2着と結果を出した。1分53秒8というタイムはすでに現級古馬を上回っており、前走は1分52秒4にさらに時計を更新。左回りに瑕疵はなく、55キロも恵まれた。

　第一本線はフェルヴェンテ。鳳雛Sは本命と少し離れた4着だったが、ただし9Fの距離に慣れさせている途上。微調整を施せば前進は当然だろう。メイショウポペットも、近走1700ダートを走っているけれど、3月期に当コースを1分53秒6という好記録で2着している。雨の中京に破格のタイムを有するグーデンドラーク。ショウサンキズナの変わり身、ダッシュダクラウン以下、連下はチョイ荒れ。

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【上位拮抗】前走は人気を裏切って惜敗してしまったが、今度は取りこぼせない5ゼットリアン。モタれる面を見せているだけに勝ち鞍のある左回りの当コースに戻ることもプラス。8グーデンドラークは微妙に距離が異なることで前走はリズムが壊れた。3走前の強さを思い出せば。9フェルヴェンテは当地で未勝利勝ち。相手関係も楽に。

【展開有利】先行指向が弱めのメンバー構成で、前有利の展開となりそう。本命は05ゼットリアンで、ここなら大きな展開利が見込める。地力上位であるのも間違いなく、稽古でもしっかり動けているように状態も良好だ。相手は、09フェルヴェンテと02メイショウポペットの2頭が上位評価組。◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負したい。

【小波乱】フェルヴェンテは能力上位。脚質に幅があるゼットリアン。サマービートはダートで持ち味を生かす。

2勝クラスのダート1800m戦。前走芝から1頭。平均値では90台に乗っている3頭。それ以外はほぼ80台というメンバー。しかし前走値では90台多い。相手が広くなるが、そこをどう絞るかの勝負になってくるだろう。前走同距離コースの基準は85△ショウサンキズナ。明らかにこれでは足りない。3歳筆頭◎ゼットリアン。相手に92○フェルヴェンテ。さらに▲グーデンドラーク。一発☆レッドバロッサ。

オープンの好走実績から5ゼットリアンが上手。決め脚は鋭く好機に仕掛ければ抜け出せる。対抗は9フェルヴェンテで叩いた効果は大きく差はない。