【鮮烈】
ベルシャンブルのパンチは強烈。母の姉
イルーシヴウェーヴは仏1000ギニー優勝、近親に
サトノソロモン、
アドマイヤビルゴの名が連なる良族。デビュー戦の阪神マイルは、2着に敗れたものの上り33秒0という末脚を披露。454キロと馬体は小さめだが、父は
パワー派の
キズナ。二戦目は1000m通過・58秒3というHペースにも、道中頭を振って嫌々するほど体力がある。
馬込みから直線上手く外に持ち出し、また右左に大きく首を振ったりしていたが、それでも11秒7-11秒8-12秒3(3Fは35秒8)というタフなレースラップを、自身35秒3でねじ伏せ1分34秒1にまとめた。成長期間を設けさらに
パワーアップ、距離はマイル、大きな崩れは考えにくい。
時計通りなら相手は
ラケマーダ。
母アプトは芝1200mで1勝。デビューして前走までは[0-1-3-1]、スピード・瞬発力勝負という課題をどう乗り切るのか。正直半信半疑で眺めていたが、スタート2Fめに10秒7という確からしいラップを踏み、1000m通過は57秒8というタフな流れを、推定11秒8-11秒3-11秒8(34秒8)を馬なり。1分32秒7にもびっくり。時計通りならマッチレースだろう。
やや離れた三番手に
トウシンカーリン。次いで
スマイルスルーなどを配置。