【上昇一途】
エーティーマクフィが7Fダートに活路を見出した。芝戦績は[1-4-2-3]、7・9Fの幅広い距離で僅差の勝負を繰り返してきたが、どんな距離でも詰めが甘い。父はダート色が濃い
マクフィ。ならばと昨年12月、中京でダートを試したところ、二番手からアッサリの快勝。続く四日市特別はクビ差2着の惜敗を喫したけれど、1分23秒8という高速タイムにも対応。前走完勝で楽々クラスを突破した。
やや間隔はタイトだが、中間坂路で3本追い切りをこなし馬体も維持できている。昇級だがハンデ戦。1キロでも軽いのはありがたい。
対抗は
ウラヤ。2勝クラス卒業に少し時間はかかったが、前走は後続に0秒6差の楽勝。完全に一皮むけた。1分24秒8は前日のOP特別と0秒4差、記録面でも進化のほどがわかる。
単穴は
サンキューユウガをアピール。長欠明け後はダートに路線を定め、今回が三戦め。中間坂路で49秒9も出た。狙いどころとすればここだろう。
ジェットエンブレムは、東大路Sは勝ったも同然の2着だった。京都コースが合う馬は確かにいることを改めて教えてくれたが、ただ1F延長がデリケート。
サトノテンペストは好タイムで6Fダートを目下二連勝。前回の着差はわずかながら、競った相手はしぶとく強く、1F延長にも何ら問題のない上りラップだった。
一発狙いなら
テイエムランウェイ、
ニューフロンティア。