【適距離に戻った】ワンダイレクトが仕切り直し。母ワントゥワンは5勝、関屋記念2着を含め重賞マイルで好勝負を演じていた。父にハービンジャーを配した息子は、中京・芝10Fの新馬を勝ち、若駒Sは勝ったも同然のハナ差2着、弥生賞も3着に踏ん張った。皐月賞は15着に沈んだが、ゴール前の勢いや母系を想うと、10Fは長く現状9Fがベスト。小柄だが筋肉が張り体調は万全、9Fの白百合Sは再出発にはピッタリです。

　アイスグリーンもスプリングSは10着にハネ返されたが、あすなろ賞の2分0秒8(稍重)の時計の精度はなかなか。小倉と相似点のある直線フラットな京都なら単まで有望となる。バルサムノートも小倉9Fデビュー、高いパフォーマンスを残した平坦巧者。前二回の敗因は距離不足だろう。セオの粘り込み、ワイドアラジンも連下圏。

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【上位拮抗】馬場も悪く、皐月賞の大敗は気にしなくも大丈夫な6ワンダイレクト。ここでは力が上。1セオは少頭数の単騎逃げ。競馬はし易い。8バルサムノートは気難しい面は残っているが能力は高い。

【内容優秀】少頭数ながら難解な一戦。近走内容のよさが目立っている、08バルサムノートを本命に推す。前走からレース間隔が開いたが、稽古では素軽い動きをみせており、いい仕上がりにありそう。好位で楽に流れにも乗れるはずだ。相手は、06ワンダイレクトと02ワイドアラジンの2頭が上位評価組。ここはシンプルに、◎-○▲の馬連・馬単主体で勝負したい。

【小波乱】ウインスノーライトは乗り込み入念。ワンダイレクトは条件が好転。セオは堅実。

3歳リステッドの芝1800m戦。基準は☆ワイドアラジンの2走前同距離コース90。ただ同距離でこれ以上が出ているのは91の○アイスグリーンだけ。だがこれは平均値最下位。まあどれが上位になってもおかしくはないメンバーなのだ。平均値トップで数値安定感ある◎バルサムノートに期待。次点に指数右肩上がりの▲スズカハービン。

成長力が顕著な1セオが有力。ここは積極策から逃げ切りは十分。次位は6ワンダイレクトで重賞の好走からも素質は高い。▲は7アイスグリーンでパワーアップが見込めるなら期待できる。