【エースは俺だ】
ロードデルレイは本年のクラシックの最後の切り札。3代
母レディバラードはクイーン賞・
TCK女王盃優勝。祖母の弟
ダノンバラードは
AJCC・ラジオNIKKEI杯優勝、
宝塚記念2着。母は9-10の芝を3勝した。追い切り本数が少なく緒戦はどうかと半信半疑だったが、ふと見ると雪が舞い時計のかかる栗東坂路で51秒6-37秒8-12秒4という好タイムをマーク。
祖母や
ダノンバラードも馬体は地味に見せたが、サイズは480キロ。トモには緊張感があり、ゆったりとした仕草の中にも、ほどよい闘志が窺える。スタートはどっこいしょ。ノシをつけて好位へ進出。前半1000m・62秒1という緩ペースをインに寄せ脚をため、直線外め5番手に持ち出し、2F標識手前で追い出し開始。
上り3Fのレースラップは11秒4-11秒2-11秒2(33秒8)と高速。しかし自身の上りは33秒2。直線半ばハミを取ると、弾けるようにしてみるみる間に2着を4馬身差突き放した。ラップから逆算すると最後の2Fは推定10秒台を連発?──いやいや、これは遅れてきた大物。舞台は一気にかわるが、ここは取りこぼしてほしくないなぁ…。
対抗は
ドクタードリトル。前走は道悪がすべて。
エリカ賞の2分0秒8が能力です。
ティムールの二走前のタイムを三番手に配置。9Fに対応できた
ショウナンアレクサ。
タイセイクラージュも見限れない。
※平場レースの予想は2月いっぱいで終了させていただきます。