【見降ろし】
マテンロウスカイの視界良好。本年始め去勢手術を施し、横山典Jの教えに応え3月の灘波Sを1分44秒9という好タイムで逃げ切りV。実力勝負の東京9Fにおいても、メイSは良馬場で1分44秒7(クビ差2着)、GIIIの
エプソムCは57キロの別定重量を背負い稍重馬場でも0秒2差の3着に踏ん張った。今回56kgという軽いハンデにはいい意味でビックリ仰天(笑)。猛暑を避け秋緒戦のここへ綿密な調教スケジュールを組んできた。
対抗一番手は
エピファニー。オープン昇級後、条件やコース適性を模索。適距離は9-10Fに落ち着いたが、肝心の馬のほうが気ばかり急いて落ち着きがない。メイSは出遅れ、前走
関越Sは四方を囲まれ動き出しが遅れた。ビッシリ追えない弱みを抱え、心身の甘さが取りこぼしの原因となってきたが、今回はノーザン
ファーム天栄から栗東へ直接入厩。レベルの高い関西勢に刺激を受けたか。この馬とすればかなりハードな追い切りを消化でき、これまでのモヤモヤを払拭するいい機会になるかもしれない。
3番手は
アドマイヤビルゴ。近二戦の敗因は重い斤量と馬場に尽きる。阪神10Fは3戦2勝、キャリア最高の時計とパフォーマンスを演じており、57.5kgも想定内。
スタッドリーは阪神コースは[2-1-2-0]、当コースは[0-1-2-0]。重賞の壁に泣いてきたが、10Fのオープン特別なら前進十分。1Fが微妙に長いが
アルナシームにはスピード値と展開の利あり。
ヤマニンサンパは青写真通り、叩き三戦めの今回体調は
ピーク。