【3歳勢ラッシュ】
ポルカリズムの血統力とポテンシャル魅力。祖母は
リッチダンサー、母は4勝。母の弟妹に
ムーンクエイク、
バウンスシャッセ、
コントラチェックなど重賞馬がズラリ。
新馬戦の中山マイル、煙る小雨を前半1000m61秒4のスローで通過。向正面は先団馬群から少し距離がある中団をポツリ追走、中山マイルはこのポジションこそが絶好位。3から4コーナー進入時、内か外か。コース読みもハマりロスなく内から3頭目あたりを回って直線へ。
上りラップは12秒0-11秒5-11秒9(3Fは35秒4)。ゴール寸前まで2着馬の抵抗にあったが、自身35秒1でアタマ差競り落とした。決勝点でフワっと頭が上がったように、心身ともに矯正の余地を残し、次走の阪神マイルは最速の上りを使いながらも3着、前走は2着。ただ、二戦の時計と内容は1勝クラスでは抜けて速く、調教の強度も徐々に上げてきた。
第一本線は
アリスヴェリテ。
チューリップ賞8着敗退でクラシックはあきらめたが、自己条件に戻り
君子蘭賞が1分47秒5で3着、東京9Fの
スイートピーSは1分47秒7・上り33秒9で2着。坂コースでもそれなりに結果は出していたが、
カーネーションCは3着に伸びあぐね、坂苦戦が明らかになってしまったが、リフレッシュ期間を設け小倉に照準を絞り、3本ながらビッシリ坂路で鍛えてきた。
シュタールヴィントは
桜花賞馬
マルセリーナの仔。みるたび違う幼い体型も前走2着を機に軸が備わりつつある。現状、坂よりも平坦コースのほうがいい。
シルヴァーデュークは重馬場のGIII・
アーリントンC4着馬。ベストはマイルだが小倉なら9Fも守備範囲だろう。
サクセスドレーク、
トーアライデン、
サンライズプルートを3着に配置。