【相手探し】エリカサファイアのV3十分。ダートに転じて[3-1-0-0]、東京マイルを1分36秒7で勝った時点から将来のオープンがチラチラ。函館緒戦は良馬場で1分44秒7、重馬場の前走・札幌は1分42秒8、終わって見れば2着に3馬身差の楽勝だった。牡馬混合戦になるが、変なエキサイトさえなければ3勝クラスではまだ資質が上。

　カンピオーネは福島の鶴ヶ城S・1分44秒4の3着で、初の札幌にも手応えをもっての遠征。ラニカイも同じように小倉の宮崎S・1分43秒5(2着)は、かなりのストロングポイントになる。ゲットアップは久々の前走を完勝、時計は軽く1秒くらいは詰まる。追い込み一手だがポプラS2着のフォーチュンテラーの追い込み。マナウスは1700ダートは実は[2-1-0-0]、53kgは美味しい?

　札幌ダート1700mの準オープンは2020年から組まれるようになりそれ以降年2回行われている。逃げ馬がすんなりいける形が少ない印象で、無理やり逃げた馬が早めに先頭を譲ったり、意外なタイミングで捲りが飛んできたりする。ハナでないとだめという馬は買いづらく、好位からの競馬に強みのある馬がいちばん良い。

　ここは◎ラニカイでいきたい。中央場所の1800mはいまいちでローカルの1700mは得意という傾向がはっきりしている馬。1700m戦は[3-2-0-1]。唯一馬券の対象から外れた競馬は大外枠から出負けして後方になり、さらにレースそのものが前残りだったという形。今回の枠からスタート五分なら当然勝ち負けになる。本当は前走(9番人気2着)時に狙うべきだったが、今回は武豊騎手に乗り替わりという魅力もある。武豊騎手自身、2021年以降このコースで[15-8-6-25]の勝率27.8％・複勝率53.7％とかなり得意にしている。

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【軸信頼】ここにきて一気に本格化を示している3エリカサファイア。昇級、牡馬混合…それでも信頼できる。1ゴッドブルービーは北上してから状態安定。先行して粘り込み。4マナウスは北海道の空気が合っている。前走復調気配。

3勝クラスのダート1700m戦。ハンデ戦。斤量の上下差は5キロ。これは3歳筆頭で前走同距離コース105出ている◎エリカサファイア。相手に○カンピオーネと▲ラニカイ。一発には☆ゴッドブルービー。しかし以下にも食い込めそうな馬はけっこう残る。△絞りの勝負かも。

好調の波に乗る3エリカサファイアが優勢。52キロは魅力で好位から抜け出せる。次位は7カンピオーネで他力本願だが56キロなら差はない。▲は8フォーチュンテラーでコース適性は高くチャンスは十分。