【ほぼ順当】
アスクシュタインは走破時計以上に能力数値は高い。母は海外3勝(G3・1勝)。半姉にJRA2勝や他に4頭の姉もいるが、
ヘニーヒューズや
ホッコータルマエなどを配合し地方馬も多く、
ドゥラメンテを配合、492kgの肉々しい芝仕様の牡馬に出た。新馬戦はまずはスタートを決め4-5Fにかけ13秒台の緩ピッチに落とし、1000m通過は64秒7の超スローで展開。単調な上り勝負とはいえ、洋芝で3F・11秒5-11秒7-11秒5(34秒7)を計測。ラスト1F・11秒5が示す通り二枚腰が使えた。
コスモス賞勝ち負けは青写真通りだろう。
対抗は
ジェットマグナム。紐解けば五代母は
バレークイーン。父
ヘンリーバローズは、新馬戦で後のダービー馬・
ワグネリアンと激突。熾烈な後追い比べの結果、ほんの僅差の2着に終わりクラシックに手が届かなかったが、皮肉なことに
ワグネリアンは種牡馬の道は開けず。
ヘンリーバローズは、こうして新馬勝ち馬を世に送り出した。なんて、新馬戦は福島の芝10F。1000m通過は61秒4、初陣いしてはタフな流れを余裕をもって追走。上り3Fを12秒0-11秒6-11秒8(34秒7)でまとめ、決着タイムは2分1秒2。洋芝さえクリアすれば逆転の単も有望。
三番手は
ゴーゴータカシ。本命と同様デビューは函館9F、1分50秒9で逃げ切りV。母の兄は
ウインバリアシオン、父に
モーリスを配し筋肉質な488kgの青鹿毛が誕生。新馬戦はプラン通り前半1000mを62秒5のスローに落とし、上り3Fは12秒2-11秒8-12秒1(36秒1)。後続を半馬身差に封じ込めたが、うーん、若干トモは緩め。ラップもどこか一本調子かなぁ…。
カレンブラックヒル産駒の
エイシンキャプテンの連がらみ、金星も一考。