【一騎打ち】
セントメモリーズの、ひと夏の成長を見たい。2歳早期から活躍、GIII・
ファンタジーSでは上がり33秒9の末脚を繰り出し0秒1差の4着に迫った。ただ、春は微妙に
バランスが取れず、仕上げもおっかなびっくり。「状態は五分」の造りでも、前走1000m通過57秒7-1200m通過1分8秒8という流れを、内からスイと抜け出したが、3歳馬は夏こそが飛躍の場。28日の南Wの6F調教では、石川Jが跨り78秒9-36秒7-11秒3を馬なり。躍動感と加速力の上昇振りが見て取れた。
まともなら相手は
サトミノキラリ。
朝日杯FSなど重賞戦線でモマれてきた経験や資質を、
新発田城特別2着でお先に披露。3歳馬二頭とはやや力に開きはあるが、
エールレヴリーは新潟[2-1-0-0]、東京7Fに1分21秒0.2着歴がある。
新発田城特別5着の
ルヴァンノワール、
サイヤダンサーの立ち回りが押さえ。