【混戦】ダノンエアズロックは大幅な馬体増を続けているように成長途上。それでも一戦毎に芯が入っており東京に戻ってスムーズなら改めて。メリオーレムはセンス魅力で中間の動きも上向きで立ち回り次第で好勝負。アスクカムオンモアも素質は非凡で未勝利脱出直後でも。ディマイザキッドは末脚活きる流れなら出番あり。ポッドテオも脚力見劣らず、ミカエルパシャやファビュラススターなどにも注意が必要。

【導く】舞台は東京、ダノンエアズロックが日本ダービーのラストチケットをもぎ取る。弥生賞は右回り、小回り。終始右手前のまま、最後脚が上がってしまった、二走前のアイビーSは好スタートを決めピタリと二番手におさまり、背後にいる後のホープフルS優勝馬レガレイラの脚色など計りつつ、残り1F手前から追い出し開始。11秒2-10秒9-11秒0(3Fは33秒1)というレースラップに対し、自身のソレは32秒7。モレイラJが右ムチ一発、左に持ち替え二発。最後は見せムチで余力残しでフィニッシュを決めた。東京10Fならガラリ一変、堀厩舎の仕上げに抜かりなし。

　二の筆頭はディマイザキッド。スローに戸惑いチグハグな追い出しになったが、共同通信杯の上がりは32秒5。山吹賞3着で素質を再確認できた。ファビュラススターの二走前・1分59秒8という時計の価値を三番手に再考。エリカ賞馬メリオーレムはすみれSをひと叩き、馬体が絞れ一歩前進。ミカエルパシャ、ヴィレムも、まだ違う馬体造りができる。

　◎ダノンエアズロックは大外を引いてしまったが13頭立てならなんとかなるだろう。東京戻り・モレイラ戻りとなると期待は高まるばかり。上がりの脚は強烈なものがあり、ここは全馬を一刀両断にすると見てアタマ固定で。

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【混戦】13ダノンエアズロックは前走ひと息でもコース替わりなら巻き返しが必至とみて中心視。4ポッドテオは前走ひと息でもコース替わりで差しに回れば善戦以上が考えられる。11ファビュラススターも差し脚がいきる流れになれば上位争いに加わりそう。6メリオーレムは相手なりに動けるとみて連下の筆頭にマークする。7ディマイザキッドは差し脚堅実で上位食い込みに要警戒。8グラヴィスは相手が上がるが2走前のまくり脚を再現できれば食い込みも。

【小波乱】メリオーレムはスピードを持続できる。しぶといヴィレム。ミカエルパシャは積極策で踏ん張る。

3歳リステッドの芝2000m戦。前走ダートから1頭。平均値では上位が80台。だが全体的にコース値があまり出ていない。まあここは平均値トップで同距離も93という◎ダノンエアズロック軸抜擢でいく。相手は前走値90台から○ファビュラススター、▲メリオーレム、☆ミカエルパシャなど。ただ下位にも食い込めそうな馬多い。ヒモをキッチリ捕らえきれるかの勝負だろう。

久々を叩かれた効果は見込める13ダノンエアズロックが有力。同距離は歓迎で巻き返せる。次位は11ファビュラススターで決め脚は鋭く差はない。▲は6メリオーレムで先行策からチャンスは十分。