ウォーターリヒトは今年の
NHKマイルCの8着馬。
リッケンバッカーは3年前の同レース4着馬。当該コース(東京芝1600メートル)でのGI善戦はもちろん尊重せねばならないが…。前者は5戦連続、後者は21戦連続で未勝利と勝ち運から見放されている事実も同様に無視できない。
◎
ラズベリームースも最後の勝利(23年4月)から1年6か月が経過したが…。骨折で1年4か月もの休養を強いられたならば同列には扱えない。復帰戦の前走・
桶狭間S(中京ダート1400メートル)は14着大敗に終わったがプラス18キロと太め残りのうえ、未経験のダートが舞台ならノーカウントできる。久々を叩いての上積みは、津村Jが持ったままで美浦坂路4ハロン52.1-12.1秒を計時した最終追い切りからも明らか。当コースでGI経験こそないが、未勝利Vは
ニシノラブウインク(GIII
フラワーC2着)を2馬身半差2着に下したもの。3勝クラス通用の裏付けは十分にある。