リアルスティールの初年度産駒(現4歳)のJRA成績は芝=44勝(勝率10.2%)、ダート=29勝(同8.6%)。自身の現役時代と同じく芝を主戦場としている。現3歳世代も芝=41勝(14.2%)、ダート=24勝(12.8%)とその傾向は変わりないように映るが…。フィールドを地方、そして海外へと広げると実情は一変する。
フォーエバーヤングと
チカッパがJRA外でマークした7勝を加算すれば、むしろダートでこそ“大物”を期待できるというデータが浮かび上がる。
◎
リアレストは芝では2勝クラスが壁となったが、初ダートとなった前走を0秒5差快勝。東京2100メートル=2分10秒5(良)の走破時計がリステッド・
ブラジルC、3勝クラス・
神無月Sと同タイムなら、オープン級の砂適性と能力が保証される。