【磨けば光る】
ザパリスマッチの資質と
パワーに注目。母は海外6勝(G3・2着)、一番仔
ミスボニータ(父
イスラボニータ)は、6-7Fで現役3勝。父が
サトノダイヤモンドに替わり、3歳の本馬は476kgの伸びやかな中距離型の牝馬に変身。デビュー戦は遠く
オークスを睨み阪神10Fをチョイス。
サトノダイヤモンドの仔にしてはマズマズ。腰に力があり発馬はスムーズ。すっとハナに立ちラップを奪ったが、ただ4-7Fにかけ12秒0-12秒2が続きかなり流れはタフ。上がり3Fは11秒7-11秒8-12秒8(36秒3)、ラスト1F・12秒8という数字にレースの過酷さと激闘の跡が読み取れるが、持久力と特性を数字と同時に目視できた。
5ヶ月間を成長にあて、帰厩直後の2月1日にいきなり坂路52秒2-37秒5-12秒2をマーク。CWの6F追いのタイムも新馬前とは明らかに速く、日曜追いも課しデキは万全。頭数は揃ったがチカラの単騎逃げ切りも十分あり得る。
空から雨がしとしと、二番手は不良馬場の京都10Fを豪快に1秒2差圧勝の
ウインデイジー。
ゴールドシップ産駒はかくあるべしという重馬場巧者。悪化状態次第では逆転の単も一考の余地あり。
単穴は
イゾラフェリーチェ。新馬戦は身体を使い切れず、とりあえずダートで勝ちあがった。前走後、攻めの動きと馬体はシャッキリ。半兄は
エフフォーリア、父は
サトノクラウン。芝再転向の意図も理解でき、
パワー馬場ならではの一発があるかもしれない。
牡馬相手の重馬場・
若駒S4着経験の
エルフストラックの粘り腰。
赤松賞で上がり33秒6を計測した
ミエノブラボーの切れ。自己条件なら
テリオスルル。
グランカンタンテも押さえておこう。