【伏兵多し】9Fと今季の中山の馬場適性なら、一番手は
エープラス。二走前の
松前特別を1分47秒2で完勝。東京9Fにも上がり33秒8で3着、中山10Fを1分59秒3で0秒1差の2着。良馬場――特に9Fをベースに崩れ少なく健闘してきた。前走の函館戦は渋った馬場も堪えたか。予後の調整は順調、54kg、永野Jコンビも加点材料。
対抗は
デコラシオンの地力。勝負どころの反応が微妙に遅れるが、中山は3勝、9Fは1分46秒5・2着も含め[1-2-0-2]。適度に間隔をあけ馬体をフレッシュ、時計勝負もそんなには苦にならない。
エゾダイモンは、前走モレイラJの効果か。果たして素質開花か。遠征・輸送競馬のここが試金石。決め手なら
マリネロ。小柄だが中間いつになく順調に追い切りを消化。53kgなら9Fでも面白い。坂コースでも53kgなら
エリダヌスがワンプッシュ。
インザオベーションの中山戦績は[1-0-1-1]。