GI
スプリンターズSにはリーディング10傑のうち7位・鮫島駿J、10位・岩田望Jを除く8名が騎乗。さらに短期免許のシュタルケJ、レーンJ、香港馬に騎乗のモレイラJ、ティータンJと日曜中山のジョッキーは豪華な顔ぶれとなった。裏を返せばGIに騎乗馬がいない関東のジョッキーは“逆張り”で中京に遠征するという選択で騎乗数を確保することができる。三浦Jは有力馬
ハビレ(10R・
白川郷S)など日曜は中京で7鞍で騎乗。一方、日曜中山に出走するお手馬は後ろ髪を引かれても手放さざるを得ない。
◎
レヴールは16戦中7戦が三浦Jの手綱で[1-1-1-4]の好成績を残しているが、中山出走とありバトンタッチを強いられた。そこで白羽の矢が立ったのがシュタルケJとなる。過去にも三浦からの手替わりでドイルJが騎乗した際には1勝クラスを勝利だから今回も“災い転じて…”となる可能性は高い。前走・上越Sは8着止まりだったが5か月ぶりの復帰戦だったうえ、実績のない新潟が舞台だったならば度外視可能。2勝クラス1着、現級3着がある中山への舞台替わりも歓迎とあればガラリ一変の快走もあり得る。