【オープンマイラー】
ワールズエンドは、味のある重賞マイラーに育つ。祖母は
シンハリーズ、母は
マーメイドS優勝。近親に
オークス馬
シンハライトなど多くのブラックタイプが連なる名族。デビューは年明け2月、危うさを残しながらも新馬勝ちを決め、続く
アーリントンCは上がり32秒1の瞬発力を繰り出し、狭いインから0秒1差に肉薄。自己条件の前走・1分32秒3は、同週の古馬2勝クラスより0秒4速く、まだ完調とはいかないまでも成長期間を設けイメージ通りバンプアップしている。
フォーチュンタイムも年明け4月、経験相手に上がり33秒2で外強襲を決め、次走の1勝クラスは一気に1分32秒9に記録を短縮。馬体造りに手探りの段階でも、こちらも現級レベルのレースを楽々こなしている。
シヴァースは重賞戦線を経験、前走1分32秒5で左回りマイルでも結果を出した。
ブルーミンデザインの札幌1500mのタイムも2勝クラスレベル。丁寧を心掛ければ
テラメリタ。距離体系はかわるが
エンタングルメントは前走ブリンカー効果が見て取れた。