【鮮明になってきた】
カシマエスパーダの能力像が一戦ごとにクッキリ鮮明になってきた。デビューは年明け1月、初戦は4着に終わったが、続戦を1分53秒9の好タイムで楽勝。1勝クラスの前走・1分51秒8は、同日の古馬1勝クラスを0秒9上回る好記録でひとマクり。予後も順調、いざオープンへ殴り込み。
コトホドサヨウニも、
わらび賞は2着に1秒1の大差勝ち。1分53秒5は翌日の古馬2勝クラスと0秒1差という高数値だった。
穴は
ミッキークレストの資質。母は北米G3・3勝を含め6勝。サイズは528kg、身体のラインにぴったり張り付いたような独特の皮膚感をした悠々とした栗毛。新馬戦はスタートは決まった、しかし砂を被って嫌がる。前半1000mは63秒8のスローで展開、手綱をしゃくり3角手前でひとムチ入ったが、それで目が覚めたか。4角手前を馬なりでロスなく回り、直線外へ持ち出すとフットワークが一気にダイナ
ミックになり、上がり3Fのレースラップは13秒1-13秒1-12秒1(38秒3)、対する本馬のソレは37秒7。12秒台の加速ラップで、最後芝なら10秒台に匹敵する12秒1という伸び脚で4馬身差の圧勝を遂げた。スピードと実績なら雲取賞馬
ブルーサン。
デトネイションは連闘勝負。
シークレットキー、
モズミギカタアガリも連下圏。