【チョイ荒れ】チャンネルトンネルはスプリングS4着、アーリントンCは時計差なしの3着。1勝級に入れば前回の中郷特別完勝は当然。1分45.9・上がり33秒6という記録も優に現級レベルだった。前回は能力の違いで9Fを勝ったが、本質はマイラーです。

　対抗のマイシンフォニーは逆に、10Fから9F、そしてマイルに短縮してベストディスタンスを見つけた。スイープアワーズは京都マイルは1分33秒0-1で高値安定。少頭数の単騎逃げ、プシプシーナにも一票を投じたい。

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【相手探し】春にはNHKマイルC6着。昇級戦となるここも通過点の5チャンネルトンネル。ここは勝ち方が焦点。2スイープアワーズは京都がもっとも良さが活きるコース。鞍上も2度目で前進が見込める。1プシプシーナはスタート決めれば単騎で楽に逃げられる。穴で。

　チャンネルトンネルは3歳限定戦とはいえGI・NHKマイルC6着、GIIIアーリントンC3着、リステッド・ジュニアC2着と芝マイルの高額条件で好走多数。ベストより1ハロン距離が長かったとはいえ前走・中郷特別(新潟芝外1800メートル)は1勝クラスでは力が違うことを誇示する貫禄勝ちだった。今回は2勝クラスに昇級初戦となるが舞台は1600メートルなら不動の中心といえそうだが…。同馬の持ちタイムが1分32秒9(ジュニアC=中山2着時)。同等の速力を有していながら過小評価を受けている組こそ波乱決着の使者といえよう。

　◎ベレザニーニャは同じく1分32秒9が自己ベスト(新潟外回り)。1勝クラスは中山芝1600メートルで挙げているように、マイル適性の高さに疑念を挟む余地はない。それでいて直近2走は1400メートル・10着→2000メートル・3着。“帯に短し…”の条件で勝ち切れなかったことで評価を下げる必要はない。マイペースの先行策が見込めるメンバー構成もプラスならば適条件で先頭ゴールインが濃厚だ。

　◎はスイープアワーズ。右回りの外回りマイル。これが活躍の場。気持ちが乱れやすいタイプでもあり、前走は長距離輸送をしたことで集中力を持続できなかったようだ。今回は近場の京都と狙いを定めての登場。切れ味をさらに引き出すべく、短い距離を丹念に追われての登場で仕上がりも悪くない。

　相手はアーリントンC3着馬のチャンネルトンネル。京都は初めてだが、この馬にしてもイレ込みやすいとあって輸送時間の短い淀の方が落ち着いて挑めそう。

【連勝期待】久々だった前走を快勝し、2勝目をあげた05チャンネルトンネル。時計や内容も優秀で、その能力は2勝クラスに上がってもまったく遜色ない。重賞でも上位に食い込んでいた馬なのだから、そもそもの素質が違う。相手は、04マイシンフォニーと01プシプシーナの2頭が上位評価組である。◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負したい。

【小波乱】チャンネルトンネルは地力上位。プシプシーナは先行力がある。ベレザニーニャは粘り強い。

2勝クラスの芝1600m戦。これは平均値トップ並びで同距離コース97持っている◎スイープアワーズ。相手にも平均値トップ○マイシンフォニー。3歳では平均値下位ながら同距離98あって逆転も十分の▲チャンネルトンネル。一発に☆プシプシーナ。ほかにも△ベレザニーニャなど。

展開に注文はつくが決め脚は上位の2スイープアワーズを推す。決め脚は鋭く抜け出せる。対抗は4マイシンフォニーで叩いた効果は必至で抜け出せる。