【来るなら来い】
ケイアイセナのスピードと資質に今一度こだわってみたい。阪神の9Fを1分44秒8でブッ
チギリ勝ちがあり、重馬場でも逃げ切りV。どんなスピードスターに育っていくのか、わくわくしながら追いかけていた。しかし12月の
元町Sは前半3F・33秒5という激烈なハイペースで飛ばし11着に撃沈。続戦の壇之浦Sは恐る恐るの二番手、1分46秒6で3着、そして
センテニアルPS2着で一度はほっとした。しかし前走の弥彦Sは中途半端な好位策が裏目。折り合いを欠き気味、脚を突っ張り11着に埋没したが、坂井瑠騎手なら多少の痛みは覚悟、来るなら来い――改めてHペースの逃げ切りVを仕掛けてくる。
セブンマジシャンは、4歳ながら[3-1-3-4]。
トップギアに入るのにまだモタつく時があるが、現級で3.3着。川田騎手のワンプッシュも当然期待。連れて
ジュリアバローズ。まだ腰が細く、加速に時間がかかり坂もデリケートだが、平坦の小倉なら3-4角マクりの手が打てる。
ヴァモスロードは一年余の長欠を余儀なくされ、芝でのキャリアはまだ[3-1-1-3]、そして小倉は2戦2勝。気配は地味だが
アルジーヌも[3-2-0-2]、当コース勝ちもある。54kgなら
モンテディオ、
マテンロウアレス以下、ハンデ戦だけに組み合わせは手広く。