朱鷺S(新潟芝内1400メートル)は4年連続で3勝クラスを芝1400
メーテルで勝ち上がっていた馬が勝利した。とくに直近2年は23年
テンハッピーローズ=
フリーウェイS(東京)、24年
バルサムノート=浜松S(中京)と左回り・千四の実績馬が同条件で快走を再現した。隣接する
ジャンル(ス
プリント、マイル)でサマーシリーズが開催されている中で、得意条件にこだわって新潟へと乗り込んできた巧者に要注意だ。
◎
グロリアラウスの全兄は2020年のGINHKマイルCを勝った
ラウダシオン。3歳マイル王の座に就いたが以降の好走は21年・GII京王杯ス
プリングC1着、22年・GII阪神C3着と1400メートルに集中した。この傾向は3歳時にGI
安田記念を制した父
リアルインパクト(5→6歳時に阪神C連覇)の特徴を受け継いだもの。弟は現時点で父、兄にスケールで劣るが「初勝利=1600メートル」→「以降の3勝=1400メートル」の戦歴は相似形を描いている。前走・
フリーウェイSに引き続き「左回り・芝1400メートル」が舞台ならあっさりリステッドの壁を突破しても驚きはまったくない。