人気の中心は
ピコテンダー。父
ジャスティファイ(米3冠)×母の父ハーランズホリデー(米ダートGI3勝)の配合は砂で頂点を狙えるレベルだが…。2→3→2→2着と成績は相手なり。馬連、3連複の軸向きであっても単勝は買いにくい。
ならば同レベルの血統背景を有しながらもマークが薄い◎
ワイルデンウーリーが面白い。バーナーディニは06年
プリークネスSなどダートGIを3勝(全6勝)。モアザンレディは00年GIキングスビショップSなど全7勝をダートでマーク。前者が父、後者が母の父なら主戦場は当然、ダートなるはずだが…。芝1600メートル(京都)の新馬戦を最速上がりを駆使して勝ち上がってしまった。とはいえ以降の芝戦歴(9→6→14着)を見ると、初戦は能力の高さで押し切ったものの適鞍は別のベクトルに存在しそうだ。
そこで今回はデビュー5戦目にして初めてダートを選択。同じ牝系からはスパイツタウン(04年BCス
プリント=ダート6ハロン)も輩出ならば、ようやく脚を踏み入れる適鞍での快走が濃厚だ。