中山ダート2400メートルの古馬2勝クラスは1開催につき1鞍のレア条件となる。当レースは年内最後の該当条件とあり、巧者の快走に警戒を払いたい。◎
プレシャスデイは昇級初戦の前走・東村山特別が2秒0差と完敗の7着に終わったが…。待機策が裏目に出る形で直線は十分なスペースがなく不完全燃焼のままレースを終えてしまった。上位2頭は対照的に積極策から能力を出し切ったもの。かつ1着馬
シャンパンポップは昇級初戦を2着、2着
キョウキランブは2→3勝クラスを連勝だから相手が悪かった。
舞台は東京ダート2100メートルから1勝クラスを3角先頭の自力勝負から押し切り1秒7差圧勝を飾った中山ダート2400メートルに。先週終了時点で58勝とキャリアハイ(17年=47勝)を更新する好調な鞍上・
荻野極騎手が前回の轍を踏むとは考えにくく、適鞍での巻き返しが濃厚だ。