※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
チャンピオンズCへ向けた重要な
ステップレースである
みやこS。過去の傾向からも一筋縄ではいかない難解なレースとなっている。今年もGI馬から上がり馬まで多彩なメンバー構成となった。
1.前走2-4着馬が狙い目
過去10回、前走2-4着だった馬は[6-3-8-31]で複勝率35.4%と高い数値を記録している。単勝回収率も142%と高く、複勝回収率も117%と妙味十分だ。強いメンバー相手に戦ってきている馬が多く、レベルの高いレースで上位争いをした実績がここで生きているということだろう。
2.前走OP組が優勢、GI・GII組は複勝率0%
前走クラス別では、オープン特別組(L組を除く)が[6-5-3-26]で勝率15.0%、複勝率35.0%、単勝回収率179%、複勝回収率125%と好成績を収めている。前走GIII組も複勝率19.6%と率は高くないが、回収率は単複ともに100を超えている。軸にはできないが相手では必要だ。
3.4歳馬が中心7歳馬が穴妙味
馬齢別では4歳馬が[4-3-1-29]で勝率10.8%、複勝率21.6%、単勝回収率も133%と、確率・妙味の
バランスや勝ち数を考えると中心になる。出走数が少な目で妙味はないが、確率では[2-2-0-14]で勝率11.1%、複勝率22.2%と3歳馬が一番。また、3着ばかりだが、7歳馬も複勝率28.6%、複勝回収率123%と穴妙味十分。
スナークラファエロは、複勝率35.4%を誇る「前走2-4着」に該当し、さらに最も好成績の「前走OP組」(複勝率35.0%)でもある。加えて、レースの中心となる「4歳馬」という点も強調できる。これら複数の好走データを満たしており、馬券の軸として最も信頼できる存在だ。重賞は初挑戦となるが、データの後押しを考えれば勝ち負けは必至と見る。
ロードクロンヌは、同じく「前走2-4着」と中心世代の「4歳馬」という好走条件をクリアしている。前走はGIII組であり、データ上は相手候補の一頭となるが、近走の安定した走りを見ればここでも上位争いは間違いない。地力の高さで勝ち切る可能性も十分にある。
その他、前走3着、中心の4歳馬と好走データに合致する
ラムジェット、穴妙味のある7歳馬で一発を狙う
ノースブリッジ。さらに「前走2-4着」かつ「前走OP組」の
サンデーファンデー、同じく「前走2-4着」に該当する昨年の2着馬
アウトレンジと、
シリウスSで2着の
サイモンザナドゥも連下の候補として押さえておきたい。