■マーティンボロが接戦を制し重賞2勝目　サマー2000シリーズも優勝

　スタートでは12番ユールシンギングが出遅れ。まずは大方の予想どおりに3番メイショウナルトがハナを切る。1馬身差で7番アドマイヤタイシ、半馬身差の外に16番クランモンタナが続く。1馬身差で5番ステラウインド、インに2番マデイラ、その直後に1番ダコールが上がってきた。1馬身半離れて4番エックスマーク、13番マーティンボロ、14番トーセンジャガー、8番アロマカフェがほぼ横一線となり、その直後を9番ニューダイナスティが追走。1馬身差で6番カルドブレッサ、15番ラストインパクト、18番アスカクリチャン、2馬身差の外に17番ヴィクトリースター、さらに11番レインスティック、ユールシンギングと来て、そこから大きく離れた最後方が10番コアレスドラードとなった。

　1000mの通過タイムは59.0秒。各馬3?4コーナーを回って、先頭メイショウナルト、2番手ダコール、その後ろが一団という形で長い直線に入っていく。

　各馬横に大きく広がって最後の追い比べ。残り400mを切って依然メイショウナルトが先頭も、内からアロマカフェ、外からクランモンタナが並びかけてきた。その直後にニューダイナスティ、マーティンボロ、トーセンジャガー、ラストインパクトらが迫る。残り200mを切って、この集団の中を割ってマーティンボロが先頭に立つ。そのまま一歩抜け出る形となったマーティンボロがゴールまで押し切り、重賞2勝目とサマー2000シリーズの優勝を決めた。クビ差の2着はクランモンタナ、さらにハナ差の3着はラストインパクトとなった。ステラウインドは18着に終わった。勝ちタイムは1分58秒3(良)。