■ザダルが待望の重賞初制覇　トーセンラー産駒のJRA重賞初勝利

　12番ミラアイトーンが出遅れ。5番エアアルマスがハナを切り、1馬身差で18番アトミックフォース、さらに1馬身差で4番セダブリランテスが続き、その外に9番ヤシャマルと11番ニシノデイジーが上がってきた。1馬身差で8番アルジャンナ、直後に2番マイラプソディ、その外に14番ガロアクリーク。

　1馬身差で15番ザダル、1馬身差で3番ヴェロックス、その外を16番シュリが上がっていき、17番アドマイヤビルゴも続いてきた。ヴェロックスの後ろに7番ファルコニア、1馬身差で13番サトノフラッグ、その外に12番ミラアイトーンがいる。

　2馬身開いて6番ヒュミドール、その外に10番ワンダープチュックが続き、さらに2馬身後ろに最後方が1番プレシャスブルーとなった。1000mの通過タイムは58.8秒。エアアルマスのリードはほぼなくなり、各馬一団となって3から4コーナーを回り、最後の直線へ。

　直線に入り、各馬大きく横に広がる。残り400m地点でファルコニアが内からわずかに先頭に立つが、外からアトミックフォース、サトノフラッグ、ザダルが上がってきた。残り200mを切って、ザダルが追い比べからわずかに抜け出す。その内からサトノフラッグが差を詰め、ファルコニアも懸命に食い下がるものの、最後はザダルがサトノフラッグをクビ差振り切ってゴール。待望の重賞初制覇を果たした。

　2着サトノフラッグから1.1/4馬身差の3着にはファルコニアが入った。アルジャンナは直線伸びず10着という結果となった。勝ちタイムは1分45秒1(良)。