・騎手が乗り替わりとなる6歳以上馬
※函館過去10年[0-1-2-36]
●2010年該当馬→
ダノンムロー(9着)、
ピサノパテック(10着)、
シンボリウエスト(12着)、
タニノマティーニ(14着)
○2011年該当馬→
ドラゴンファング、
ケイアイアストン
・前走、OP特別に出走して2着以下だった馬
※函館過去10年[0-1-2-39]
●2010年該当馬→
ボストンオー(7着)、
ダノンムロー(9着)、
ピサノパテック(10着)、
メイショウトッパー(11着)、
シンボリウエスト(12着)
○2011年該当馬→
ナイアード
・前走で1600m以上戦に出走していた3歳馬
※函館過去10年[0-0-1-4]
●2010年該当馬→
キョウエイアシュラ(4着)
○2011年該当馬→
ヘニーハウンド
・7歳以上馬
※函館過去10年[0-1-1-28]
●2010年該当馬→
ピサノパテック(10着)、
メイショウトッパー(11着)、
シンボリウエスト(12着)、
タニノマティーニ(14着)
○2011年該当馬→
ベイリングボーイ、
マヤノツルギ
・前走で1200m戦もしくは1600m戦に出走していた馬をのぞく、牡馬
※函館過去10年[0-1-2-25]
●2010年該当馬→
アーバニティ(5着)、
ピサノパテック(10着)
○2011年該当馬→該当なし
・前走でG1に出走していた3歳馬
※函館過去10年[0-0-1-3]
●2010年該当馬→
キョウエイアシュラ(4着)
○2011年該当馬→
クリアンサス
2010年残った馬→
ワンカラット、
ビービーガルダン、
アポロフェニックス、
ランチボックス、
ケイアイアストン、
グランプリエンゼル、
ラブミーチャン
【昨年結果】
1着:
ワンカラット(○)
2着:
ビービーガルダン(○)
3着:
アポロフェニックス(○)
2011年残った馬→
アンシェルブルー、
カレンチャン、
テイエムオオタカ、
マジカルポケット、
パドトロワ
須田:上半期は最後の最後まで、キッチリ抜けましたよねえ……。
井崎:
アーネストリー、強かったよなあ……。
須田:で、今週から今年も下半期に突入するワケなんですが、井崎センセイは何か抱負とか言い訳とかありますか?
井崎:終わったことについては、スパッと忘れてしまいたい気持ちでいっぱいだな(笑)。そういうマイナスの気持ちを抱え込んでしまうのはよくないぞ、須田クン?
須田:ボクじゃなくてセンセイの話をしてるんですよ!! 長年続いてきたこのコラムですが、ここまで当たらなかった年ってちょっと記憶にありませんよ!?
井崎:……うん、なんとなくそんな気はしてたんだが、やっぱりそうか。
須田:なんでしたら、上半期の当たったレースを列挙してみましょうか? そのひどさに「ここまでとは!」と、読者がドン引きすること間違いありませんよ。
井崎:さすがに下半期はもうちょっと当てられると思うから、それだけは勘弁(笑)。まずは今週の函館ス
プリントSで、上昇気流に乗ろうじゃないか!
須田:というか、例年だったら
ラジオNIKKEI賞ですよね? それは、中山での開催というのを嫌ってのことですか?
井崎:そうそう、福島での過去10年なんて何のアテにもならないからな。函館も改修してまだ1年しかたってないけど、傾向としては大きく変わってないと思うからさ。
須田:なるほど。では消去ネタを見ていきますが、このレースの最も大きな特徴といえば何になりますかね?
井崎:ひとつだけ挙げるなら「牝馬の強さ」じゃないかな。過去9回で牝馬が7勝もしてる混合の重賞なんて、ほかにひとつもないんじゃないか?
須田:それは確かに言えますね。牝馬の勝率がトータル31.8%、単勝回収率が498%ですから、牝馬を買っているだけで儲かる重賞といっても過言ではないですよ。
井崎:あとは、前走マイルG1組が意外にアテにならないのも特徴といえそうだよな。当然ながら人気になるんだけど、勝ったのは03年の
ビリーヴ1頭しかいない。
須田:となると、残した牝馬2頭のうちでも、
アンシェルブルーより
カレンチャンのほうが信頼できるという結論になりそうですな。
井崎:人気なのも間違いないから、妙味はあんまりないけどな(笑)。でも、最も信頼できるパターンであるというのは確実だと思うぞ。
須田:では今週で、井崎センセイの言う「確実」がどの程度の信頼度なのかを試してみることにしましょうか。下半期を占う意味でも、注目させていただきますよ。
井崎:それってお正月の
金杯でもやって、見事にハズレだった気がするんだけどなあ……。