イーグルの未勝利勝ち上がりは、3歳7月の小倉。1分46秒3(後続に0秒5差)なら、だいたい1000万くらいは見えていた。
　
　しかし、この手の夏の勝ち上がり系は、仕上げも良化もソフト。上積みもスローとはいえ、きっちり馬体を維持する形で、輸送と坂のある中央場所でもクビ差の2着。現級はもう卒業だ。
　
　ハリウッドスターも、ダートは[1-4-0-1]と、連をハズしたのは前走のみ。1秒4差は、少し負けすぎに映るが、時計的には走っている。ローカルは相手も手薄。
　
　単穴には、血統構成を推量し、ローグランドを抜擢したが、マイネルレガーロ、ホークウィンザー以下、三番手以降は小波乱。

　新潟ダート1800mはそれでなくても先行タイプ有利のコースだが、頭数が少なくなると後ろからではまったく届かなくなる。一般的に逃げ先行有利の度合いが薄いと言われる上位クラスでもそうだから、500万条件あたりで10頭立てなら、少なくとも1?2着の枠は前にいる馬で埋まる。

　○イーグルが近走内容からも人気になるだろうし実際にこの馬に勝たれる可能性も高いと思うが、唯一抵抗しうるのが◎クレイモア。この馬も先行タイプだし、内枠を引いたので○に自分より外を回らせる競馬をすれば逆転もありうる。

　割って入るとすれば、出戻り緒戦の前走は大敗したものの、血統のポテンシャルからいきなり激走してもおかしくない▲バルトーロ。馬券は◎から○▲、○から◎と1、2着を絞った3連単を中心で。

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　イーグルはこのメンバーなら能力上位。引き続き好調持続とみて中心に据える。
　
　休み明けを叩いたハリウッドスターが強敵。
　
　クレイモアは前走の太目が解消されれば上位争いが可能だろう。
　
　ホークウィンザーは久々のダートだが流れ込みなら十分可能。
　
　素質あるバルトーロにもマークが必要だ。