【上位拮抗】センスのいいレース振りで初戦快勝のエイシンキンチェムが本命。使われてさらに上昇気配で連勝を期待。楽に抜け出し、後続を離したブランダムールは早めの現地入りで意欲的な調整に好感。2戦目でレース振りが良化したレオアクティブもさらに上昇。距離延長もプラス。プレノタートもひと叩きで動き良化。ルリシュブールも上向いている。

【2着争い】エイシンキンチェムの初陣は、1分11秒0と確かに時計は平凡。ただ、一週前の坂路調教は53秒1―37秒9―12秒6。今週の本追い切りは、DP・82秒2―65秒4―36秒8―11秒4。精度の高いこの攻め馬にこそ能力が凝縮。身のこなし、皮膚感も出色。見立てが間違っていなければ、桜花賞まで楽しめるアイドルホースになる。二の筆頭はコース経験のあるプレノタート。内回りだけに確たるラップが見え辛いが、1分22秒9・上がり34秒5とバランスは上々。ブランダムールは、中山の急坂を5馬身差の楽勝。シゲルスダチも、二戦目とはいえ、中央場所の京都で1分22秒5なら合格点。

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