【波乱含み】
アドマイヤコスモス躍進の起点は新潟。中央再転入の今春の新潟1800mを、上がり32秒9で勝ち上がった時から、いずれは重賞と、大事に温めてきた馬。疲れのたまった、6月の1000万こそクビ差の辛勝だったが、立て直した前走を1分56秒8のレコードで完勝。開幕週の馬場とはいえ、ラップも非のうちどころがない。さすがにGIIIともなれば、能力だけでは突破できない何かがあるけれど、◎は譲れない。上村が腹をくくって勝負に立ち向かうことを祈るのみ。新潟のGIIIに替われば、当然
セイクリッドバレーが巻き返し。大幅な上積みこそないが、昔と違って逆に極端な馬体減もなくなり、体調は安定。一発あれば、52キロの
ドモナラズ。中央の高速決着では、さすがに厳しいが、パドックを見るたび、ローカルの重賞になればを思い描いてきた。
ゲシュタルトも、GIIIなら底力上位。直線勝負に徹っし切れば、
メイショウカンパク、
マイネイサベル、
モンテエンにもチャンスの目。