エーシンウェズンを本命に推す。早い段階から素質の高さを認められていた存在が、ようやく開花しつつある。控える競馬が身についてきているだけに、東京コースもいいだろう。昇級でもカベはない。

　対抗にはインプレスウィナー。前走はやや重め感のあるつくりでの出走だったが、しっかり脚を伸ばしてコンマ2秒差の3着に好走。叩かれて上昇しており、上位争いが期待できる。

　セイウンジャガーズは展開に左右される面があるが、末脚は堅実。前が速くなるようなら出番も十分。

　以下、力をつけているモンテフジサンをはじめ、ローズカットダイヤ、ダノンブライアン、デュアルプロセッサ、スペシャルハート、デリキットピースにも警戒したい。

　スペシャルハートの二走前・1分20秒6は、翌日の準OPと同タイム。東京1400mのスペシャリストとして、温めてきた馬だった。除外を乗り越え、ベストの条件に辿りついた。時計の意味を問いたい。

　関西への輸送で、微妙に消耗したぶん、追い込み届かずの3着に敗れたモンテフジサンだが、帰厩後の乗り込みは順調。適距離も、1400?1600mだ。

　雲雀Sでガス欠を起こしたが、立て直したセイウンジャガー。能力は準OPでも十分足りる。

　エーシウェズンは高いレベルで好調。現級・当該コースで、1分20秒9の連対実績があるデリキットピースも、見限るのは早計。

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