昇級戦ながら前走が力強い競馬で勝利を収めたヒットメーカーを本命視したい。前走から間隔は空いているが、意欲的に追われて仕上がりは上々。直線の長い東京が向くタイプで、勝ち負けが期待できる。
　
　対抗にはグラスブラスト。このクラスに勝利経験があり、昨夏も上位争いの実績は評価できる。体質に弱さがあるが、能力は非凡で、中間の調整も順調。久々の芝はむしろ歓迎。
　
　前走4着のヒカルアカツキも休み明け3走目でさらに上昇しており、上位の候補。
　
　以下、ダイワオージー、ラッキーバニラ、ガンズオブナバロンにも警戒したい。

　ヒットメーカーは、2歳9月の新潟1800mを、1分46秒6という、途方もないレコードをマーク。その反動か。低迷期が長かったが、前走の小倉で完全復調。自分で競馬を作って、後続に0秒7差の1分58秒4も出色。適度に間隔をあけ、造り直しのローテもいい。
　
　ヒカルアカツキは、三走前･2分13秒5で、だいたい1000万クラスには到達。
　
　ただ、出遅れや展開面で、取りこぼしの危険性も。ガンズオブナバロン、エーシンアルカウス以下のチョイ差しも、連下に少し押さえておきたい。

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