【V3十分】中山の勝ち鞍の目安は、急坂をどれだけのラップで駈け上がったかが、将来性を占う上での指針。
ゴーハンティングは、初陣の中山マイルを、経験馬相手に11秒8―12秒2で一閃。タフな札幌の洋芝でも、前回11秒7―11秒8という好ラップを連発。7月デビュー馬だけに、いろいろと弱い面も抱えているが、札幌から美浦に帰厩後も、
ジャガーメイルなどの胸を借り、5F追いを3本消化。もう一丁だ。当面の敵は
アーバンウィナー。遡れば、
札幌2歳S3着、いちょうS2着の切れ者。新潟シリーズは、なんとか馬体を維持しながらの1勝に終わったが、この中間、珍しくPコースで64秒0―36秒9という時計が馬なりで出た。買い時は今だ。
タイキパーシヴァルは、5月の京都・1分33秒2。もうひとクラス上に出世してもいいマイラーだが、春の東京
エーデルワイスでは、
テンションの高さが気になった。発汗が激しいようだと、ポカもある。
エーシンミズーリも、ポテンシャルは準OP級でも、本質は中距離馬。マイルは短いか。連穴は、イン強襲もある
プリンセスメモリー。