今週日曜日の東京競馬場でのメインレースはオープンクラスのダート戦、ブラジルカップです。
　
　本命にはフリソを推します。札幌ではこの馬の持ち味である末脚があまり発揮されませんでしたが、今回東京コースに変わって、この馬にとって良い条件でのレースになると思います。さらに前走の船橋の日本テレビ盃ではスマートファルコンには離されたものの2着に入り、力をつけていると思います。渋った馬場でも結果を残しているので期待します。

　対抗にはヒラボクワイルドです。前走は後ろからのレースとなり、離された5着で、函館での2戦も共に掲示板を外していますが、今回はこれまでに三戦して1着1回、2着2回の東京コースなので、この馬にあった舞台でのレースとなります。

　3番手にはインバルコです。これまでのオープンクラスでの成績ではこの馬が最上位ですが、ここ近走今回と同じ斤量58キロで勝ちきれないレースが続いているので、少し評価を下げました。実績的にはこの馬が一番なので、あっさり勝ってしまってもおかしくありません。

　押さえには去年このレース2着と好走しているエアマックールと先行力が魅力的なドリームライナーです。

東大ホースメンクラブ　キャラメル

【混戦】堅実に成績を残すインバルコは昨年の覇者。状態も良好でトップハンデでも中心視。左回り巧者でこのレースを目標のウインペンタゴンは半でも手ごろでが対抗。力をつけている3歳馬タカオノボルも底を見せておらず逆転まで見込める。前走で重賞2着のフリソも日東京得意。レースの幅が広がっているヒラボクワイルド、実績豊富なロールオブザダイスにひと叩きのエアマックールも要警戒。

【波乱必至】ハンデ戦、東京の2100ダートなら、スターシップがキラリ。思えば、同馬の資質の在り処を感じたのは、19年10月の東京。2100ダートは、スタンド前で返し馬が行われ、デキや能力がダイレクトにわかるが、当レースをステップに、堂々のOP入り。末脚勝負に徹してのハンデ馬だけに、大空振りも当然あるが(笑)、冒険するならここだ。幸いというか。スプリンター気質の逃げ馬ピュアオパールに、ダノンエリモトップあたりが絡み、58キロのトップハンデを背負った、ピンナのインバルコ、タカオノボルといった当面の敵も、早めに強引に動く。乱ペースが加速するようなら、連れてフリソ。エアマックール、大庭のタマモクリエイト、東京〔2010〕のロールオブザダイスと、狙うなら大きく手広く。

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