【上位拮抗】札幌2歳Sで4着のベストディールは潜在能力が高い。東京コース替わりプラスで、先々に向けて勝利を収めたい1戦。新馬勝ちで非凡な能力を見せたクラウドチェンバーは久々も動き良好で逆転候補。マイネエカテリーナは叩かれて前走以上。ツクバヤマノオーはダートで勝ち上がりもセンスよく警戒必要。しまい良いヒシマーベラスに、前走不利もあったアドマイヤリリーフも上位候補だ。

【ほぼ順当】パドックでは、普通に周回できていたベストディールだが、返し馬では、他馬の寄られると、突然歩みを止めて騎手を振り落としそうになる、そんな幼さが目についた。しかし、ひと伸びが利かなかったものの、それなりに馬込みに我慢できて4着。札幌2歳Sで得たものは大きい。元々馬体自体は健やか。美浦トレセン入り後も入念に稽古を消化してきた。自己条件なら、まず勝ち負け。逆転があればクラウドチェンバーのスケール。初陣の最終ラップは、なんと11秒5―11秒1。坂近辺からゴールにかけてのドトウの迫力は、同じネオユニヴァース産駒の皐月賞馬アンライバルドを思い出させた。サトノプレジデントの前走は道悪。良馬場のここが正念場。マイネエカテリーナも、デビュー戦の中山で、上がり34秒8をマーク。馬体を増やす形なら、オークスシーンで活躍が見込める素質馬です。

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