ハンマープライスの前走は5着も、出遅れからラストで巻き返した内容は評価できる。距離短縮、コース替わりはプラス。対抗にはゴールドバシリスク。強い競馬でこのクラスを卒業した実績があり、逆転も十分。コパノカチーノは使い詰めも元気一杯で安定感も魅力。ダイワシークレットは上り調子。ルナロッソも状態良好。力のあるシゲルソウウン、初ダートのニシノステディーにも注意したい。

　1000万に昇級後の前三走が若干モノ足りないが、ハンマープライスが1月の中山でマークした1分10秒6は、前日の1000万を0秒9上回る破格の内容だった(しかも後続に0秒7差)。ゴールドバシリスクの破壊力が第一本線。馬群を捌けないようなら、ニシノステディーの先行力に新味。惑星はオヤシオ。馬柱からは消えてしまったが、2歳9月の中山で1分12秒8は、ちょっとしたもの。

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