【良血開花】
アドマイヤセプターは、札幌芝1500mを、1分29秒3のタイレコードで圧勝した、
アドマイヤグルーヴの娘。触れれば弾ける、繊細な気性が出世を阻んできたが、今季は札幌戦を皮きりに、ギリギリのところで肉体も精神面も我慢できている。鞍上の
メンディザバルも、同馬の瞬発力が大のお気に入り。スタート後の2F目まで我慢できれば、直線中ほどでスパリ。
ギンザボナンザも、マイルなら前走の
ターコイズSくらい走って当然。調教も無事クリア、ひとつ降級の準OPなら、55・5キロも仕方ない。割って入れば
クィーンズバーン。札幌の1500mシリーズは、馬場差を考慮すれば意外に優秀。前走も全体時計は平凡ながら、ラスト2Fは11秒0―11秒2でフィニッシュ。今回もまだ、馬券的妙味あり。