エスポワールシチーのポテンシャルと復活劇を、まざまざと見せつけられた名古屋大賞典だったが、ワンダーアキュートは0秒4差の2着。日本を代表するダートGI馬に、一応の格好をつけ食い下がってみせた。
　
　時に、大幅な馬体減もあるが、関西圏内では数字は安定。調教もビッシリやれているし、56kgも恵まれた。
　
　基本的な能力は、フェブラリーS・3着のバーディバーディに譲るが、同馬は58kg。斤量差を突きたい。
　
　まとめて負かせばゴルトブリッツ。脚抜きのいい馬場とはいえ、前走時計・1分42秒0は、レコードに0秒2差。母も破天荒な馬だったが、近親はディープインパクト。血統の底は、計り知れない。
　
　昨年のアンタレスの覇者ダイシンオレンジ。先行争い激化でサクラロミオ、連れてタガノジンガロも、連下圏内。

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　バーディバーディの近3走はG?で4、3、3着と健闘。G?なら力上位で、58kgでも勝ち負けだ。ダイシンオレンジは昨年のこのレースの勝ち馬で、京都ダは【5221】と相性がいい。ワンダーアキュートはダート重賞2勝をマーク。前走はG?馬に2馬身差の2着で、3着には8馬身差を付けていた。サクラロミオの前走はダイシンオレンジと同タイムの3着。末脚がハマれば面白い。ゴルトブリッツ、タガノジンガロ、メテオロロジストを押さえる。