グレープブランデーは、昨秋の阪神1800ダートで初勝利。二走前の500万条件で1分53秒4をマークした時点で、ほぼ世代トップのダート馬像が見えた。
ま、前走の
すみれSは、「間隔があくので、試しに芝でも使ってみるか」。ように思うが、芝もそれなりに対応できるのは、高い能力あってこそ(
ヴァーミリアンも、若い時分はそうだった)。ブリンカー着用も二度目、走りにブレも少なくなっている。
コルポディヴェントのローテーも、意味するところは前記グレープと同じ。芝試しは不発に終わったが、二走前の1分37秒4で、
ユニコーンS勝ち負けが見えた。
シルクシュナイダー、
スマートルシファー以下は、この二騎に、どれだけ迫れるか。ダート馬にとっては、春の最終目の
ユニコーンSや大井のJDD。将来の展望を切り開く意味での、世代トップの座をかけた一戦。