京都芝1400m外回りで行われる1000万下の瀬田特別に対する調教適性を見極める上で過去検証したのが、同じ「7月」開催の京都「Dコース」で行われた2006年
三木特別です。
このレースの1着から4着までの調教タイプを見てください。
1着
ルタンティール(6.4)/乗込坂路
2着
マルカジーク(1.7)/標準多めトラック
3着
ダブルタイトル(53.5)/馬ナリ平均坂路
4着
キョウワロアリング(10.1)/標準坂路
馬名後ろの()内は単勝オッズです。
マルカジークは断然の1番人気に支持されていながら、
ルタンティールとの追い比べで負けてしまいました。
勝ち馬がメンバー最速の上りを使い、3着、4着は2位タイの上り時計。つまり
マルカジークはトラック調教馬のため、京都芝外回りDコースでの末脚比べの調教適性は高くなかったことを示します。
つまり今は圧倒的に坂路調教馬の「パワフル瞬発力」が発揮される馬場だということです。
特にフルゲートのハンデ戦。この状況で坂路で本数多く調教したような馬が好走しなければ、調教適性の予想はお手上げです。
しかも
ハマノモナークは休養明けを本数不足の標準少め坂路で負けておいて、今回はきっちり攻め強化のスパルタ坂路。
最終追い切りの4F時計は遅くなりましたが、今週の馬場を考えれば、割り引く必要もありません。