【末脚勝負】ラインアンジュは、5月のこでまり賞で上がり33秒1。坂のある阪神・あじさいSを、33秒8で一閃。走破タイムも、ともに1分8秒5。古馬準OPレベルは、この時点で見えている。4カ月半振りの実戦となるが、強め?一杯の坂路追いを4本消化。息もデキた。末脚勝負ならオールブランニューも互角。芝はどうかと思っていたが、前回のゴール前の脚色は、数字はもちろん。ちょっと次元が違った。関東遠征明けのぶん、三番手としたが、現級3・2着のボストンエンペラーも、当然争覇圏。ドリームバレンチノは、久々で息もちが今ひとつ。

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【波乱含み】ボストンエンペラーの前走は勝ち馬と同タイムの2着。今の充実ぶりなら今回も首位争いになる。ラインアンジュは休養前の2戦が鮮やかな差し切り勝ち。休み明けだが決め手は通用する。エイシンパンサーは距離短縮で反撃。ドリームバレンチノの前走は重賞で勝ち馬に0秒4差(7着)なら悪くない。オースミイージー、デリキットピース、ボーダレスワールドにも注意を払う。