【資質重視】シャンボールフィズは、半姉のアプリコットフィズに倣うかのように、10月の東京マイルで新馬勝ち。時計もラップも、姉に酷似した内容で、デビュー一戦でクラシックへの展望を切り開いてみせた。馬体のシルエットは姉似。ただ、父がジャングルポケットからキングカメハメハに代わり、歩様と精神面での強さが面に出てきた。中一週の阪神JFを睨み、栗東入り後の稽古は軽めだが、500万は通過点と睨んでこそ。当面の敵はタガノミュルザンヌ。前走のフィリーズレビューは、2秒以上の時計更新に戸惑い、6着に終わったものの、勝負付けが済んだあととはいえ、上がりは最速。1F延長にも対応可能な数字を残している。若干の急仕上げ、距離1600mのぶん、単穴に止めたが、ウインラウニカの小倉戦・1分48秒7は、クラシックレベルの好記録だ。カイルアロマンスは、追い切り絶好。スタリアも、新聞紙上の印以上の才能あり。

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負！

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

【小波乱】シャンボールフィズのデビュー戦は3馬身差をつけて牡馬を一蹴。競馬センスがよく、牝馬限定なら昇級の壁はない。ウインラウニカの前走は力でねじ伏せる強い内容。クビ差で退けた2着馬は後にオープンで2着と好走しており、ここでも力負けはしない。カイルアロマンスは末脚堅実で崩れない。スタリアはデビューから2戦続けてメンバー最速の末脚をマークしている。タガノミュルザンヌ、グインネヴィア、キャトルフィーユを押さえる。