阪神ダート1400mは「坂路で本数多く」の
パワーがあってスタミナもあるようなハードな調教をこなしている馬に適性がある条件。
ただし馬場が乾いていて、力がいる馬場状態であればという注釈がつくことが多いのですが、この時期に行われる1600万下では湿ったダートでもこの調教内容に適性が高くなります。
その典型例となったのが2010年
安芸S。馬場は「不良」でしたが、1着から3着までの調教タイプは、
1着
ティアップワイルド(2人気)/標準多め坂路
2着
マルカベンチャー(3人気)/標準多め坂路
3着
マイエンブレム(10人気)/標準多め併用
馬券圏内に入ったのはすべて本数多い調教タイプでした。
今年の出走メンバーで標準多め系統に該当したのは
ディアヤマトのみ。
最終追いでは併せ馬で遅れていますが、これくらいの重さがある馬が本数多く調教してきた時にこのコースで穴をあけるんです。